NEW!! (2025/04/30 04:00)
>>29066
IGアリーナは民間企業が建設費の一部を負担し、完成後、愛知県に所有権を移転。その後、運営権を民間に委託します。
計画段階から建設に至る間、大規模な混乱は見受けられませんでした。
敢えてIGアリーナと比べるのであれば、豊橋アリーナだけボロクソに言われる(豊橋だけじゃないと思うが)理由は建設時期と個々の負担割合の差でしょう。
2022年7月着工のIGアリーナは収容人数1万7000人で建設費400億円です。一方で豊橋アリーナは収容人数5000人で建設費230億円です。世界的な物価高、資材価格高騰の余波を受け、単純に豊橋アリーナが割高に見えるのが批判の1つです。ちなみに豊橋同様に今後建設予定の静岡アリーナは8000人~1万人の収容人数で建設費300億円です。それを踏まえると豊橋アリーナが特別高いとは思えませんが、時勢が悪かったのは確かです。
次に建設費負担についてです。IGアリーナは建設費400億円の内、愛知県(県民745万人)の負担割合は200億円です。一方で豊橋アリーナは建設費230億円の内、補助金を除いた豊橋市(市民36万人)の負担割合は160億円です(アリーナ単体ならもう少し安くなる)。1人当たりに換算すると、IGアリーナに比べ豊橋アリーナは10倍以上の負担となり、市民が豊橋アリーナを不相応だと感じてしまいやすいことも批判の1つでしょう。
他にも立地や交通利便性、収益性等、難癖を付けようと思えばなんとでも言えますが、あくまでIGアリーナと比べた場合に豊橋アリーナが受ける批判として上記2つは分からなくもないですね。ただ、豊橋と似たような案件は全国各地で起きている問題です。