https://news.yahoo.co.jp/articles/9e07a68de46eafda6550257de2a371a095d820d4
■人件費トップは7期連続アルバルク東京 BASKETBALL KING A東京は13.5億円を計上し、Bリーグ初年度(初年度は千葉ジェッツ)を除き、7期連続で人件費トップを走り、リーグのサラリーを牽引しています。昨シーズン(2023−24)のA東京の結果は、チャンピオンシップ(以下CS)のクォーターファイナルで琉球ゴールデンキングスに惜しくも敗退。一方、優勝は人件費ランキング5位(9.4億円)の広島ドラゴンフライズでした。A東京の優勝は過去7シーズン(コロナによる中止を除く)のうち2回ですので、トップチームの人件費が優勝に直結するとは言い切れないでしょう。 ただし、人件費24位の富山(3.5億円)との差は約10億円あり、Bリーグ開始以来の通算成績は「A東京 16勝−2勝 富山」と圧倒的な差があります。CS進出チームは人件費の差を凌駕できるが、レギュラーシーズンでは成績に直結するとは言えそうです。このような数字から、2シーズン後にスタートするBプレミアでの戦力均衡の施策とされる、サラリーキャップやドラフト制の必要性を、どれだけの人が感じるのか気になります。ちなみにトップチーム人件費にはコーチなどチームスタッフの人件費も含まれるとされています。