安藤誓哉
まだ島根が、Bリーグの中で注目される事も少なく、地区の片隅にいる田舎のクラブチームだった頃に、突如アルバルク東京から入団してきた選手。
安藤が、他チームに在籍している時は体感する事が無かったが、島根に入団してから彼をより身近に感じると、彼の人格、思考、精神力や、発する言葉に私たちは今までにない刺激を受けた。
更に、彼のバスケット選手としてのプレイ・技術やキャプテンとしての言動に、島根スサノオマジックに初めて本物の日本を代表する選手が来たと実感させられた。
島根への入団は、並々ならぬ覚悟と挑戦である事に合わせ、ポールヘナレの高い作戦・戦術・戦略と、安藤誓哉の高いバスケットIQ・メンタリティ・スキルが融合し、個人の数字も高く伸び、安藤誓哉という選手の価値を爆発的に上げる事となった。
チームだけではなく、安藤誓哉、河村、富樫と日本人PGが得点を量産できる新時代を築き、今尚牽引している。
安藤誓哉の、試合中の鬼気迫る姿と、試合後の愛らしい姿に、私たちファンブースターは虜になっていた。勝ちを追求し、バスケットを追及している彼と過ごした4年はかけがえのない時間だった。
私たちファンブースターは、島根スサノオマジックの新しい構想に、彼がいないの事を受け入れるには、多くの時間が必要だろう。